さくら咲く

3月も終わり。今日のレッスンで、高校生の時から教えている生徒がこう言った。

「先生、明日は入社式なんです。」

もうびっくり。わかっちゃいたけど、やっぱり驚いた。

高校生だったのにねぇ。。。。大学生だった彼女の姿を飛び越して、高校生の彼女を思い出しながら、時が経つのは早いと思った。そんな彼女も社会人。
社会人になると言うことで、これからは自分で、お月謝を払うんだと。

4月からはお休みしていた生徒さんが4人復帰する。これまた楽しくなりそうだ。

そういえば、昼間に新しくお三味線を習いたいというお電話をいただいた。
いろいろ質問される。。
「一度うちのお稽古場に来て見て、実際にお三味線を弾いてみてから、お稽古始めるか、始めないかはそれからでいいですよ。」
そんな私の言葉に、敷居の高そうなイメージがとれたのか、早速あさっての土曜日にお三味線の体験レッスンをすることになった。
でも、最後に彼女が不安げにこう言った。

「私、視力がほとんどないんですが。。。大丈夫ですか?」

弾いてみたいと思う気持ちを強く感じたし、ぜひ弾かせてあげたい!!という気持ちが強かった私は、大丈夫ですよ!と。

電話を切ったあと、わたしもこれからこういう人のためにも、勉強だなぁ〜と意欲がモリモリ湧いたのでした。

こういう障害をもつ人を教えている方もいるだろうけど、実際にどうやって教えているのだろう。。。