春が来た。

高校へ教えに行っていると、1年がとても早い。
そして、この「さくら」の季節。学校の中に「新しい空気」を感じる。

今日は昼間に学○高校の新入生歓迎会があった。

私が教えに行っているここの箏部も、その「新入生歓迎会」で演奏した。

クラブ紹介だ。

それぞれのクラブが演奏したりして、新しい新入部員を獲得するというわけだ。

箏部は、吉崎克彦作曲の「祭花1番」「月下美人」の2曲を演奏した。
落ち着いたおじぎ、落ち着いた演奏。案外本番に強いタフな現代っ子だ。
ちょっとした間違いは愛嬌!愛嬌!

ここの箏部には、もう教えに来てから9年目になる。

でも、ずーっと前この「祭花1番」は、3年生が一番最後に弾いていた曲だった。

それから何年経っただろう。。。

いつしかこの「祭花1番」は1年生で弾ける曲となって行った。

部室に楽譜棚がある。

今まで弾いてきた曲がそのままおいてある。

全部で31曲ほどあるが、もうやさしすぎて使えない。

これはとてもうれしいことである。