子守
といっても、もうカノジョにはそんな言い方は卒業だな。
お稽古をしていると、結婚するので、とか、出産するので、とか
いろいろな理由で習い事が出来なくなる人が多い。
でも、小学校のときから習っていたまりちゃんは結婚して子供が生まれたときに
こう言った。
「こどもを預けられないんだけど、そうしてもお箏は続けたい」
世の中のママ、したくてもやれないことが山ほどあるだろう。
でも、やらせてあげたい、と思うのがワタシの本音で・・・
お稽古の間、ワタシと母の2人で見ていてあげるからお稽古続けたら?
ということになりーーー
あれから4年。ほのかちゃんは4才
寝かしているだけでよかった0才
ちょこんと座らせておくだけでよかった5〜8ヶ月
伝い歩きでヨチヨチしていた9ヶ月
お稽古のママと離れるのがイヤで泣いた1才
ひとつのおもちゃで真剣に飽きずに遊んだ1才半
うちの母親を「バーバ!!」と呼んだ2才
「ほのちゃんねぇ〜ほのちゃんねぇ〜」とやたらとアピールするようになった2才半
線をなぞったり、えんぴつの持ち方を教え、ぬりえを覚えた3才
「いや!!やだ!!だめ!!!!」とやたらといじわるばかり言うようになった4才前
ぬりえもいろえんぴつからサインペンにかわり、はみ出さずにきれいに塗れるようになった4才
そして、現在
お稽古に来ると、ママよりも先に正座をして、深々と頭を下げ、「お願いします!!」
と挨拶できるようになった。いや、なっていた。。。
ワタシはこれまでのカノジョの成長を見てこれた。
なのに。
ほのかちゃん「せんせい?ほのちゃん、ひっこししちゃうの。」
カノジョ、散々保育園で泣いたのだろう。目が真っ赤だった。
なんで、ワタシも泣けちゃうんだろう。。。
先生も寂しいよ。