いもうと

kotoyuki2006-12-05

朝から我が家は賑やかだ。

家族が縦、横、斜めでしゃべってる。

会話が飛び交い、時折、会話をしているのにもかかわらず、「さ〜〜〜な〜〜〜〜ちゃん♪」と姪のほうへ向けられる。

まさに、「子犬と子供」にはかなわない状態・・・

妹は早くも仕事への復帰を着々と進めていて、出来る仕事から引き受けている。

もっぱら早く復帰したい「通訳」の仕事はただいま授乳中なので。と電話で断っている。

自宅で出来る仕事として、「本訳」の仕事を今はしている。

実家に戻ってきてるのに、ノートパソコン持参である。

すごいなぁ〜と思うのが、ワタシには残念ながら「語学」の能力がまーーーーーーったくと言っていいほどない。

なので英語、中国語を話せる妹は我が家の宝でもあるらしい。

妹はもともと「スチュワーデス物語」当時テレビで堀ちえみが「バカでドジなのろなまカメ」と言いながらスチュワーデスの道を頑張って歩んでいく、途中、教官の風間もりおの婚約者今ではサスペンスドラマの女王片平なぎさにいじめられながら・・・という汗を握りながら見た小学生時代に、まさに「スチュワーデス」になりたいと思いをはせる女の子だったわけです。

ハハオヤはもともと中国が大好きで、妹を通訳役にして思う存分中国の隅々まで旅行したいという夢のために、中国語を習わせる。 なんで拒否しなかったのかがいまだに不思議なのだが、ぐんぐんと上達し、英検ならぬ中国語検定までも受けていくようになる。当時小学生。

そこから語学のみちへ迷うことなく進むことになる。
外大へ進み、中国の大学へ留学。ホンコンに住みアジアというアジアを一人で旅する放浪癖もついた。
「今どこにいるの?」「さぁ・・・・」これが家族の会話だった。
今はすっかりママになったがいつ海外へ行こうか少しの隙間もカノジョの中では常に探しているにちがいない。

親と言うのは直感なのか、かえるの子はかえるなのか、子供に何をやらせたらいいのか、というのがわかるのか?見事なまでに自分達の思うとおりにワタシも、妹も完成されたと言うわけだ。

それにしても本当にうらやましい。妹に言わせるとワタシが音楽が出来ることがうらやましいんだとか。
ないものねだりってことで姉妹の仲では一件落着なのであります。