この緊張感!
日曜日は野外での演奏の仕事が入っている。
しゃべりをいれての演奏だ。
今まで、父親との演奏の仕事では、おさぼりなわたしは、
この「しゃべり」についてはノータッチだった。
「おまえが引き受けた仕事なんだから、おまえがしゃべろよ。」
(だよね。。。ごもっとも。。。)
この話はまたこの次するとしよう。
この演奏のお知らせをレッスン場に貼っておいたら、生徒さんからこんな質問をされた。
「先生は緊張しないのですか?」
そこでこの1枚の写真。
私が一番緊張する空気。
あとは演奏者を待って、緞帳が上がるのを待つだけ。という開演5分前の舞台の空気。
私は必ず、この「5分前」にこの静かな舞台を「のぞく」のが、なにより好きなのだ。
そして、誰もが味わえるわけではない「いい緊張感」を味わえる箏弾きであることを
「よかった。。」とかみしめられる瞬間でもあるのだ。