いやなきぶん

お金にまつわる話で。

こういうのが一番いやなきぶん。

しかも、ワタシの人生の中でこういう問題にはかかわりたくない。

教えている小学2年生の子が2ヶ月もお月謝を滞納中。

そもそもその小学生のせいではなくて、その親である。

前までは「おかあさん」と思っていたが、最近ワタシの中でまったくあの「親は」って感じになって来てしまっている。

いけない、いけない。

ついつい説教じみる。

でもこれからお電話しようにも、実はこういう話をこの「親」にするのは今回で2度目。

お金の話なんか、お金を頂くワタシにさせないでくれっ!て感じで少々気分がバテ気味。

でも、ワタシが一番疑問に思うことは。

自分の子供をお稽古に通わせているって意識はないのかい!ってこと。

月末になれば、子供にお月謝袋は?とか、そういう話は出ないのかい!

今日お稽古にいったであろう娘に「今日はどこまで進んだの?」とか「がんばったねぇ〜」とかそういう会話はしてないのかい!

仕事で忙しくて、おばあちゃんに送り迎えをしてもらっているが、おばあちゃんも駐車場の車の中で待っていて、孫のお三味線を弾く、弾けるようになる成長の過程を1度だって見に上がって来ない。

とうとうそのこは、2週連続で、お稽古のお道具を忘れて来るようになって、手ぶらで来た。

「お道具は?」

「わすれたぁ〜〜〜〜」とあっけらかんに答えたことに初めてキレる。

「わすれたぁ〜ではないよ。学校の先生は忘れ物した子にやさしくしますか?」

淡々と冷静にしかるワタシに「やさしくしない・・・」と小さい声で答える。

これも子は親の鏡とよくいうけれど、まさにそうだ。

「つぎお道具を忘れたら、お稽古はしないよ。わかった?」

まだ気まずそうな顔をするだけ救いだが、何にも持ってない孫をおばあちゃんも見てるんだし、車に乗る前に一言お道具は持った?とか言わないのかい!!

子供はちくいち大人がいろいろいってあげないとだめなのだ。

なのに回りの大人はこの子になんにも言ってあげてないの???

かわいそうでしかたない。

お月謝のことで親に電話したのが木曜日。携帯の留守電にお話があるのでお電話くださいと入れてあるのに、日曜になってもかかってこない。。。