話し合い。

時々、高校生が「難しい」と感じる時がある。

今日は、月曜休みのワタシにとっては「のんびり」行きたいところだったが、

生徒に物申すために、部活へ顔を出した。


全国大会の常連高、磐○北高校。


練習始める前に、「言わせて」もらった。

打てば響く生徒に。これがワタシの口癖。わかったのか、わからないのか、やる気が
あるのか、ないのか、日々、ココの生徒はすごかった。

3年生がこの6月の文化祭で引退してから、いまいち食いつきが悪い2年生。
まだ3年生がいるような雰囲気とでも言おうか。緊張感、危機感、まったくなし。
悪いが、県大会に出て最優秀賞をとって全国へ行く気があるのか問いただした。

その気がないなら、そのつもりでは教えないし、もうやめたい。
そこらへんにいくらでも町のお師匠さんって人がいるからわざわざワタシに
教わらなくても、その人に教えてもらって。


高校の部活は一番大変に思う仕事。これは楽器を教えている私の友人達も
口を揃えて言う。

そこまでの腕に持っていかなくてはいけない。

ワタシが真剣に話したのは、いつ振りだろう。部長は泣いていたが
「部長、一言どうぞ。」  ワタシも部長から、何か言って欲しかった。

部長はとても話せる状態じゃなかった。

「では副部長、変わりにどうぞ。」  すると、言葉を選ばず出てきた言葉。
「一生懸命練習して県大会で最優秀賞をとって、全国大会へ行きたいです。」

すると、口々に生徒の口から、県大会へ行きたいです、という返事が返ってきた。

ワタシは絶対にこのチームを全国へ連れて行く!